プログラムの長さ
5分
会場
3F ROOM 2
形式
LT
私は現役の市役所職員として働く傍ら、地域の剣道道場で指導者として活動しています。他の先生方も、それぞれ本業の傍ら指導に当たってもらっています。 剣道という伝統的でデジタルから縁遠い世界では、「先生が常に全員の進度に合わせて、つぶさに指導できるわけではない」「子どもたち一人ひとりがどんな評価を受けているか、先生間や子ども自身に共有されない」というアナログならではの根深い課題がありました。
この課題を解決するため、日々の稽古記録や先生からの評価を可視化・共有する子ども向けアプリ「燃えろ剣士」を開発しました。
本サミットのテーマ「公共とAI」において、私が提示したいのは「AIを共同開発者(パートナー)として実現するシビックテック」です。
現場の課題を一番よく知っているのは、私たちのような当事者です。しかし、高度なシステムを一人で作る技術力も、予算も、開発チームもありません。そこで私は、生成AIを「壁打ち相手・コーディング支援の相棒」としてフル活用し、この高度なWebアプリを短期間で自力で構築しました。
5分のLTでは、以下の内容をお話しします。
- 伝統武道(剣道)におけるアナログな指導現場の課題
- 課題を解決するアプリ「燃えろ剣士」の紹介
- 実際にAIとやり取りしながら複雑なロジックを実装していった「リアルな開発プロセス」も共有予定です。
- 【本題】現場の非専業エンジニアが、AIと「ペアプログラミング」して公共課題を解決するアプローチと実践の裏側
- 普通の公務員で、予算や技術がなくても、AIを使えば身近な地域の課題解決アプリができる!という勇気づけになればと考えています。
Speaker
吉木 直人

吉木 直人
佐世保市役所
DX推進課
長崎県佐世保市在住。剣道五段。早稲田大学コンピュータ・ネットワーク工学科卒。大学卒業後は日本ユニシス(現:BIPLOGY)でシステムエンジニアとしてシステム開発に従事。その後、佐世保市役所に転職し、プログラミングとはぱったり縁が切れました。市役所では、高齢者福祉部書→市長秘書→東京事務所を経て現在のDX推進課に在席。地元の道場「皆瀬少年剣道育成会」で、小中学生を対象に剣道の指導に当たっています。