プログラムの長さ
5分
会場
3F ROOM 2
形式
LT
AIの開発力は米国と中国に集中しています。その中で各国は、AIを活用して行政の生産性を高めつつ、自国のデータ主権をどう守ればよいのでしょうか。日本に本部を置く国際機関アジア生産性機構(APO)は新潟大学に委託し、台湾・韓国・日本・マレーシア・タイ・フィリピン・バングラデシュ・インドの8カ国・地域における公共部門のAI活用を調査しました。見えてきたのは、先進国より新興国の方が大胆にAIを実装する「リバース・イノベーション」の構図と、高い技術力を社会での活用に必ずしもつなげられていない日本の課題です。本トークでは、この結果から導かれる、世界の公共部門に共通する現実的なAI活用の技術戦略と、民主主義・シビックテックの今後の方向性についてお話しします。
Speaker
白川 展之

白川 展之
新潟大学法学部・研究統括機構ELSIセンター
准教授・副センター長
広島県職員、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を経て現職。イノベーション論・公共政策の研究者に。NISTEPでは国の科学技術予測調査(デルファイ調査)に携わり、未来洞察・フォーサイトを専門とする。自治体業務と図書館情報学研究の経験から、Code for Japanの設立にコミット(設立時社員・フェロー)。近著に『先見的イノベーションの基礎理解』。